論点がずれる人の心理|話しているうちに噛み合わなくなる理由【解説記事#17】

解説記事

今日のテーマ

「ちゃんと話しているはずなのに、なぜか疲れる」
「否定されたわけじゃないのに、話が進まない」
「いつの間にか別の話になっている」

こうした違和感の多くは、論点がずれる人との会話 で起きている。

重要なのは、論点がずれるのは 頭が悪いからではない という点だ。


💬 論点がずれる会話の特徴

論点がずれる人との会話には、次のような共通点がある。

  • 質問に答えているようで答えていない
  • 具体から急に抽象へ飛ぶ
  • 例え話が増えていく
  • 「で、何が言いたいの?」となる
観察者A
観察者A

話題は続いてるのに、目的地が見えない。

傍観者B
傍観者B

会話が散歩になってるね。

会話自体は成立している。

でも、着地しない


🧠 なぜ論点がずれるのか|3つの心理パターン

① 感情優先型|気持ちを処理したい

論点がずれる人の中には、話の目的が“解決”ではなく“感情処理” の人がいる。

  • 今の気分
  • 違和感
  • 不安

これらを吐き出すために話すため、話題が感情の流れに引っ張られる。

傍観者B
傍観者B

気持ちが主役で、論点は脇役。

観察者A
観察者A

だから話は続くけど、進まない。


② 連想拡散型|思考が枝分かれする

一つの言葉から、

A → B → C → D

と連想が広がり、元の論点に戻れなくなるタイプ。

本人は「ちゃんと話している」つもりだが、聞き手は地図を失う。

これは 思考力の問題ではなく、整理力の問題


③ 防衛型|核心を避けたい

論点が核心に近づくと、

  • 話題を変える
  • 一般論に逃げる
  • 別の人の話を持ち出す

こうした動きが出る人もいる。

論点がずれるのは、無意識の防衛反応 のことがある。

観察者A
観察者A

当てられたくない場所がある。

傍観者B
傍観者B

だから遠回りするんだね。


🔄 なぜ話す側は気づかないのか

論点がずれる人は、ほとんどの場合 自覚がない

理由はシンプル。

  • 自分の中では話がつながっている
  • 感情や連想は自然に流れている
  • 相手が混乱していることが見えない

結果、

「ちゃんと説明した」
「分かってくれないのは相手」

という認識になりやすい。


⚠ 聞き手が消耗する理由

論点がずれる会話が疲れるのは、

  • ゴールが見えない
  • 何を答えればいいか分からない
  • 修正すると話がさらに広がる

という 認知負荷 がかかるから。

傍観者B
傍観者B

脳がずっと迷子。

観察者A
観察者A

会話なのに、ナビが壊れてる感じ。


🧩 論点がずれる人が多い場面

  • 職場の会議
  • 問題解決の話
  • 家庭内の相談
  • 愚痴から始まる会話

特に 感情と判断が混ざる場面 で起きやすい。


🧘 巻き込まれないための観測スキル

✔ 論点を言語で固定する

「今話しているのは〇〇の件で合ってる?」

✔ 感情と事実を分ける

「気持ちの話?それとも対応の話?」

✔ 直そうとしない

修正しようとすると、
かえって拡散する。

観察者A
観察者A

戻すより、位置を確認。

傍観者B
傍観者B

現在地表示が大事だね。


🪞 まとめ|論点がずれるのは“会話の癖”

論点がずれる人は、

  • いい加減
  • 無責任
  • 話が下手

というより、

👉 思考と感情の整理方法が独特

なだけのことが多い。

観測する側に必要なのは、正すことではなく 構造を見抜くこと


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