⏳ 観測日
無断欠席が発生した当日。
状況確認のため、保護者へ電話連絡を行った。
最初の違和感は「挨拶がなかった」
電話がつながる。
しかし、返ってきたのは挨拶ではなく、要件待ちの沈黙。
こちらから名乗り、連絡の趣旨を伝えて、
ようやく会話が始まる形になった。
怒鳴られたわけでも、拒否されたわけでもない。
ただ、関係を開くための一言が存在しなかった。

観察者A
挨拶がないと、役割確認から始まらない。

傍観者B
会話じゃなく、処理の入口だね。
事実を伝えても、共有は起きなかった
当日の経緯を、時系列で簡潔に説明する。
- 事前に確認があったこと
- 予定時刻に来室がなかったこと
- 遅れる・欠席の連絡がなかったこと
それに対する返答は、短い一文だった。
子どもに任せているので、よく分かりません。
情報の追加も、確認もない。
共有よりも切り離しが選ばれた。
「いいですよ、いいですよ」で会話が終了する
続いて告げられたのは、次の言葉。
当日キャンセルでいいですよ。はい、いいですよ、いいですよ。
了承の言葉ではあるが、
そこに「確認」「理解」「謝罪」は含まれていない。
問題を解決するというより、
話題を終わらせるための合図に近かった。

観察者A
許してるんじゃなくて、閉じてる。

傍観者B
関わらない方向での合意だね。
挨拶がないまま、通話は終わった
通話は短時間で終了した。
最後まで、
- 挨拶
- 状況への言及
- 今後についての確認
は出てこなかった。
残ったのは、
事実は伝えたが、関係は接続されなかったという状態。
挨拶がない=無礼、ではない
ここで評価はしない。
挨拶がなかったことは、
- 怒り
- 敵意
- 非常識
を意味するとは限らない。
ただ一つ確かなのは、
会話を広げる意思がなかったという点だ。
観測できたこと(事実のみ)
- 電話はつながった
- 挨拶はなかった
- 事実説明は遮られなかった
- 共有や確認は行われなかった
- 会話は短時間で終了した
これ以上の解釈は、加えなかった。

観察者A
挨拶って、関係を開くスイッチなんだ。

傍観者B
押されなかった、ただそれだけ。
🪞観測メモ
挨拶がない場面では、
話す内容よりも、話せる範囲が先に決まる。
この日、成立したのは
「事実の伝達」まで。
それ以上は、
求められていなかった。
🧭 関連記事
🧭 観測セット:関係を開かない態度
🧠 責任を取らない人の心理【解説記事#18】
🧠 既読スルーする人の心理【解説記事#20】
