「それ、いる?」が止まらない上司C|肩書きを添えないと話せない人の心理【観測日記#12】

観測日記

🧪 今日の観測テーマ:肩書きは情報ではなく“不安緩衝材”として使われることがある

👁‍🗨 観察対象
上司C:話題の前に必ず“権威ワード”を添える
部下D:内容は理解しているが、毎回モヤッとする
観測者A:感情と構造を切り分けて観測する役
傍観者B:読者の「それ、いる?」を代弁する役


🎭 会話の冒頭に置かれる“肩書きクッション”

会議室。
雑談とも報告ともつかない空気の中で、Cが切り出す。

C:「あのね、京大卒の方が中途で入ります。」

一拍。

D(心の声):(……で? 仕事内容に関係ある?)

観察者A
観察者A

来ましたね、“内容の前に肩書きを置く儀式”。

傍観者B
傍観者B

話の前に“権威バリア”展開。


📎 「労務士に確認取ってます」という魔法の一文

別の日。

C:「この件は、労務士に確認取ってます。」

Dは資料を見ながら思う。

D(心の声):(聞いてないのは“誰に”じゃなくて“どうなるか”なんだけどな。)

観察者A
観察者A

Cさんは結論より“誰経由か”を重視しますね。

傍観者B
傍観者B

肩書きで話を補強するタイプだ。

📘 観測ログ:Cは“内容”より“後ろ盾”を先に提示する傾向がある


🔍 なぜそんなに修飾語が必要なのか?

Cの話し方には、一定のパターンがある。

  • 京大卒
  • 労務士
  • 元○○の
  • 大手出身
  • 専門家が言ってた

どれも情報の前に置かれる。

観察者A
観察者A

これは“説明”ではなく“免責”に近い。

傍観者B
傍観者B

先に『すごい人が言ってます』って言えば、安心だもんね。


🧠 Aの分析:肩書きは“判断を外注する装置”

観測者Aは、ここをこう見る。

観察者A
観察者A

Cさんは、自分で判断している感じを持ちたくないんです。

● 内容を語る
→ 自分の責任が発生する

● 肩書きを語る
→ 判断を“外部”に委ねられる

つまり肩書きは、責任を分散させるためのクッション

📘 観測ログ:不安が強い人ほど、判断の根拠を“人”に求めやすい

傍観者B
傍観者B

中身より“誰が言ったか”重視だね。

観察者A
観察者A

ええ。判断を預けると安心するタイプです。


😶 Dが感じる“説明されてない感覚”

Dのイラつきは、「京大卒がどうこう」という話ではない。

  • 肩書きは聞いた
  • でも中身がない
  • 結論が遅れる

この “話が進んでいない感じ” が、地味に神経を削る。

傍観者B
傍観者B

情報が増えてるのに、理解は進んでない。

観察者A
観察者A

肩書きは情報量を増やして、思考量を減らします。


🪞 Dの中の、少し複雑な解釈

Dは、Cの過去を知っている。

  • 幼少期に家庭が不安定だった
  • 父親から強い圧を受けた
  • 貧困母子家庭で育った

Dはこう解釈している。

D(心の声):(もしかして…“自分の言葉”が信用されなかった人なのかもな。)

観察者A
観察者A

Dさん、ちゃんと“理解しよう”としてますね。

傍観者B
傍観者B

それでもイラつくの、すごく普通だよ。

理解と感情は、別物だ。


⚖️ 理解できても、イラつく理由

ここが重要な観測ポイント。

背景を理解しても、雑なコミュニケーションで疲れる事実は消えない。

  • 毎回肩書きを挟まれる
  • 話のテンポが崩れる
  • 判断が遅れる

これは 構造的なストレス

観察者A
観察者A

共感はできても、負担は減らない。

傍観者B
傍観者B

むしろ“分かってあげてる分”疲れることもあるよね。


🪞 まとめ:肩書きは“安心の代用品”

Cにとって肩書きは、

  • 自分を守る
  • 話を正当化する
  • 責任を外に逃がす

ための 安心ツール

でもDにとっては、

  • 話が長くなる
  • 中身が遅れる
  • 判断が進まない

という 認知的ノイズ になる。

観察者A
観察者A

肩書きが多い会話ほど、不安が多い。

傍観者B
傍観者B

そして聞く側は、ちょっとずつ削られる。

あなたがイラっとするのは自然だ。

それは、言葉の装飾より中身を求めている側の感覚 だから。


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🔖 ひとこと(観測者Aより)

観察者A
観察者A

肩書きが多い会話は、判断を遅らせるための緩衝材である。

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