挨拶をしない保護者と会話が成立しなかった日|関係が開かなかった通話記録【観測日記#22】

観測日
無断欠席が発生した当日。
状況確認のため、保護者へ電話連絡を行った。


最初の違和感は「挨拶がなかった」

電話がつながる。
しかし、返ってきたのは挨拶ではなく、要件待ちの沈黙。

こちらから名乗り、連絡の趣旨を伝えて、
ようやく会話が始まる形になった。

怒鳴られたわけでも、拒否されたわけでもない。
ただ、関係を開くための一言が存在しなかった

観察者A
観察者A

挨拶がないと、役割確認から始まらない。

傍観者B
傍観者B

会話じゃなく、処理の入口だね。


事実を伝えても、共有は起きなかった

当日の経緯を、時系列で簡潔に説明する。

  • 事前に確認があったこと
  • 予定時刻に来室がなかったこと
  • 遅れる・欠席の連絡がなかったこと

それに対する返答は、短い一文だった。

子どもに任せているので、よく分かりません。

情報の追加も、確認もない。
共有よりも切り離しが選ばれた


「いいですよ、いいですよ」で会話が終了する

続いて告げられたのは、次の言葉。

当日キャンセルでいいですよ。はい、いいですよ、いいですよ。

了承の言葉ではあるが、
そこに「確認」「理解」「謝罪」は含まれていない。

問題を解決するというより、
話題を終わらせるための合図に近かった。

観察者A
観察者A

許してるんじゃなくて、閉じてる。

傍観者B
傍観者B

関わらない方向での合意だね。


挨拶がないまま、通話は終わった

通話は短時間で終了した。

最後まで、

  • 挨拶
  • 状況への言及
  • 今後についての確認

は出てこなかった。

残ったのは、
事実は伝えたが、関係は接続されなかったという状態。


挨拶がない=無礼、ではない

ここで評価はしない。

挨拶がなかったことは、

  • 怒り
  • 敵意
  • 非常識

を意味するとは限らない。

ただ一つ確かなのは、
会話を広げる意思がなかったという点だ。


観測できたこと(事実のみ)

  • 電話はつながった
  • 挨拶はなかった
  • 事実説明は遮られなかった
  • 共有や確認は行われなかった
  • 会話は短時間で終了した

これ以上の解釈は、加えなかった。

観察者A
観察者A

挨拶って、関係を開くスイッチなんだ。

傍観者B
傍観者B

押されなかった、ただそれだけ。


🪞観測メモ

挨拶がない場面では、
話す内容よりも、話せる範囲が先に決まる

この日、成立したのは
「事実の伝達」まで。

それ以上は、
求められていなかった。


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